2月28日、みずほ銀行は、出張所開設の認可をカンボジア政府より取得したと発表しました。これまでの駐在員事務所を格上げして、 みずほ銀行バンコク支店の出張所として2017年前半の拠点開設に向けて具体的な準備作業を開始するとしています。カンボジアのフルバンキングライセンスを取得していますが、市場規模等を勘案して出張所の形で営業を始めるとのことです。なお、カンボジアにおける出張所開設は、邦銀では初となります。
みずほ銀行は、2013年7月にプノンペン駐在員事務所を開設し、顧客へのカンボジアに関する情報提供等を行ってきました。カンボジアへの進出・事業拡大を検討する顧客が増加していることから、プノンペン出張所を開設し、母店であるバンコク支店を活用して、預金・貸出・インターネットバンキング等の金融サービスを提供していく計画です。
なお、2月27日には、みずほ銀行は、海外直接投資や適格投資事業認可等を担当するカンボジア開発評議会(CDC)と、日系企業のカンボジアへの投資促進および進出支援を目的とする業務協力覚書も締結しました。覚書は、カンボジアへの投資・進出を検討する日系企業に対する現地情報の提供および手続に関するサポート体制の強化を図るものであり、具体的には、投資セミナーの共催やCDCと連携した投資・進出サポート等を行っていきたいとしています。
みずほ銀行の新聞発表
https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20170228release_jp.pdf
https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20170228_2release_jp.pdf