アジアの"いま"

鈴木 博
2023/01/11 11:45
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 12月15日、プノンペン南部、フン・セン通り沿いにイオンのカンボジア3号店となるショッピングモール「イオンモール・ミエンチェイ」が一部先行オープンしました。グランドオープンは、2023年春の予定としています。イオンとしては、カンボジアで一番大きなモールとなるものと見られます。

 オープン初日に訪問してみました。先行オープンということで、オープン初日は、ショップ・レストランともに半分くらいが営業しているという感じでした。スーパーマーケットは、完全に営業していました。モールの造りは、吹き抜けを多用して立体感を出しています。また、大型のビデオスクリーンが目立っていました。また、子供向けの施設が多いのも若い国と感じさせます。

 モールの周囲は、昔ながらの湿地帯となっていて、これから埋め立てて住宅等の不動産開発がなされるものと思います。ただ、多くのお客さんが車やバイクで訪問する郊外型のお店ということかと思います。

 2014年にイオンが初めてカンボジアにできた時は、「イオン前・イオン後」と言われるほどの衝撃的な感じでしたが、3店目となると、プノンペンにイオンがあるのは当たり前になっていると感じます。今後の発展が期待されます。

イオンモール・ミエンチェイのフェイスブック

https://web.facebook.com/AMMCaeonmallmeanchey/

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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