アジアの"いま"

鈴木 博
2017/04/13 17:13
  • Check

 3月30日、フン・セン首相の立会いの下、堀之内秀久駐カンボジア日本大使とプラック・ソコン上級大臣兼外務国際協力大臣との間で、円借款1件及び無償資金協力3件に関する交換公文の署名が行われました。
 円借款は、国道5号線改修事業(バッタンバン-シソポン間)(第二期)(供与限度額111億3600万円)に供与されます。この事業は、プノンペンとタイ国境を結ぶ国道5号線のバッタンバン~シソポン間において、既存の本線道路の4車線化やバッタンバン市街及びシソポン市街を迂回するバイパス道路の整備等を実施するものです。2020年5月の完成を目指しています。なお、本事業に対しては、第一期(2013年5月承諾、88億5200万円)の円借款を供与済であり、今次円借款は第二期分として供与するものです。条件は、金利0.01%/年、償還期間40年(うち据置期間10年)という大変譲許的なものです。
 無償資金協力は、バッタンバン州病院改善計画(供与限度額14億5300万円)、第四次プノンペン洪水防御・排水改善計画(詳細設計)(供与限度額1億900万円)、コンポントム上水道拡張計画(供与額32億7100万円)の3件です。
 日本からのODAで高品質のインフラが整備され、カンボジアの経済発展の基礎が更に拡充されることが期待されます。

外務省の新聞発表
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_004454.html

国際協力機構(JICA)の新聞発表
https://www.jica.go.jp/press/2016/20170331_01.html

https://www.jica.go.jp/press/2016/20170331_02.html

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA