アジアの"いま"

鈴木 博
2019/01/23 13:04
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 カンボジアの世界遺産「アンコール遺跡群」を管理するアンコール公社によりますと、2018年の入場料収入は、対前年比8.0%増の1億1660万ドル(約126億円)に達しました。入場者数は、5.4%増の259万人で、その43%を中国人が占めたとしています。
 アンコール遺跡群の入場料は、2017年2月に大幅に引き上げられました。1日券は20ドルから37ドルに、3日券は40ドルから62ドルに、1週間券は60ドルから72ドルとなっています。この値上げの影響が懸念されていましたが、今のところは大きな影響は出ていないものと見られます。
 なお、入場料のうち2ドル分は、カンタボパ小児病院に寄付されることとなっており、2018年は、510万ドル(約5億5000万円)が寄付されたとのことです。
 カンボジア政府は、2018年のカンボジアへの訪問客数を620万人と予想していますが、これを2020年までに700万人まで増加させたいとの目標を示しています。カンボジア経済にとって、観光セクターは重要なエンジンの一つであり、引き続き官民協力しての観光客誘致への努力が期待されます。

アンコール公社のサイト
https://www.angkorenterprise.gov.kh/

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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