1月20日、イオンモールは、カンボジアでECサービスを利用できる独自アプリ「AEONMALL PLUS」を導入したと発表しました。また、オンラインとオフラインをつなぐ場所として、「AEONMALL PLUSショールーム」をイオンモール・ミエンチェイ内に開設し、ECでのみ購入できる海外の商品や高価格帯商品を実際に手に取ってみることができるサービスを開始したとしています。
新しいアプリでは、カンボジア国内初のモール型ECプラットフォームとして、3つのモールに出店する専門店の商品をECサイト上でまとめて閲覧・購入可であり、商品受け取りは自宅への配送かモール内に設置されるピックアップカウンターで可能となっているとのことです。また、今後は、海外からの取り寄せ商品の販売をおこなう「越境EC」、カンボジアに法人を持たない企業の試験販売の場としての活用等、カンボジアと国外の企業をつなぐプラットフォームの構築を進めたいとしています。
AEONMALL PLUSショールームでは、日本酒や高品質な日本製ガラス食器等、カンボジアでは手に入りにくいEC限定商品の見本を展示しています。備え付けのQRコードですぐに購入可能となっています。
遅れた国と思われているカンボジアですが、IT等の新しい分野では「リープフロッグ(蛙飛び)」によって、先進国を一気に追い越していくような動きを見せています。こうした分野での今後の発展が大いに期待されます。
イオンモールの発表