アジアの"いま"

鈴木 博
2016/03/16 09:09
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 2月29日に一般財団法人石油エネルギー技術センター(JPEC)は、「カンボジアのエネルギー事情と離陸前の石油産業」と題するレポートを発表しました。石油資源の開発状況等について、良くまとまった好レポートです
 「カンボジアでは、日本も参加する海洋鉱区で油田が発見され、2013 年から本格的な開発作業が開始されようとしている。また、2002年1月からは陸上鉱区で日本による地震探査が開始されている。こうした海洋での探査進展や陸上鉱区探査開始ともに、懸案となっているタイとの領海未確定エリア(OCA:Overlapping Claims Area)共同開発の交渉にも進展の兆しが見え始めている。さらに、製油所や石化学事業についても中国やタイの参画が期待される。カンボジア領海を取り巻くタイおよびマレーシア、ベトナムの海域では多く石油ガス田が開発されており、この海域に豊富な石油や天然ガス資源が眠っていることは確実とされている。同国初の油田開発が、近隣海域探査や石油精製・石油化学産業の起爆剤となることが期待されている。」と述べています。

石油エネルギー技術センター(JPEC)のサイト
http://www.pecj.or.jp/japanese/minireport/minireport.html

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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