アジアの"いま"

鈴木 博
2016/03/02 16:55
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 カンボジアマイクロファイナンス協会によりますと、2015年もカンボジアのマイクロファイナンスは順調に成長したとしています。2015年12月末の貸付残高は、前年比45%増の29億5172万ドル(約3340億円)に達しました。借入人(社)数は、初めて200万を突破し、202万2235人となっています。平均貸付金額は、1459.63ドルでした。不良債権比率は0.67%と低いレベルとなっています。カンボジアマイクロファイナンス協会では、この順調な成長について、貧困層の中でも融資対象となりうる階層の増加を示すものとして、貧困削減効果を強調しています。
 2015年末の預金残高も、前年比47%増の13億1782万ドル(約1490億円)となっています。預金者数も141万8732人となりました。預金残高の増加については、支店数の増加とATMの増加による利便性の向上の効果が大きいとしています。

カンボジアマイクロファイナンス協会のサイト(英文です)
https://www.cma-network.org/

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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