アジアの"いま"

鈴木 博
2014/01/21 12:31
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日本の100円均一ショップをまねた形態の店舗はアジア全体に広がっていますが、カンボジアでは、2500リエル(約65円)ショップが雨後の竹の子のように増えています。最初は特定のファミリー企業だったようですが、あっという間に様々なコピーショップが増えてしまい、プノンペンやシェムリアップ等で相当数のショップができています。販売しているのは、雑貨や洋服、履物等です。

 

最近、更に本格的な100均として、シェムリアップに1.8ドル(約185円)ショップ「MI-A」が開店しました。こちらのショップでは、日本の100均のSeriaの商品をそのまま販売しているとのことです。仕入れルート等は不明ですが、カンボジアの発展のスピード感の速さに驚かされております。

 

今後プノンペンでも100均の有力企業であるダイソーの出店の可能性もあり、100均ショップの拡大が大いに期待されるところです。100均もジャパンブランドの一つとして、カンボジアでも積極的に受け入れられていくものと見られます。

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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