アジアの"いま"

鈴木 博
2019/05/01 11:04
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 カンボジアのJCインターナショナル航空(JC International Airlines)が、4月27日よりシアヌークビル~バンコク(スワンナプーム空港)路線に就航する予定です。使用機材はエアバスA320型機(エコノミー180席)とのことです。フライトスケジュールは、月・火・木・土の週4便です。

 また、アジアの格安航空大手エアアジアは、シアヌークビル~バンコク(ドンムアン空港)間の直行便を7月1日から週4往復運航するとしています。月・水・金・日の週4便運航です。
 シアヌークビル空港は最近ターミナルビルの改修工事を終え、需要増に対応しています。国際線も増加しており、クアラルンプール、ホーチミン、マカオ、広州、深圳等と結ばれています。また、JCインターナショナルは、シアヌークビル~シェムリアップ間の路線にも就航しています。

 シアヌークビルは、カンボジアの主要港湾のシアヌークビル港がありますが、近年リゾート地としても急速に発展しています。しかし、その多くが中国によるもので、カジノやネオン街も増殖しています。街には中国語が溢れ、治安や犯罪、環境汚染といった問題も指摘され、カンボジア人からの反発も強まっています。

 観光業は、カンボジア経済にとって重要なエンジンですので、中国だけに頼らない多様な観光客を呼び込むことも重要です。シアヌークビルがバンコクと結ばれることにより、タイをはじめとするASEAN各国の観光客や、バンコクプラスワンの観光客を誘致する効果が期待されます。 =

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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