アジアの"いま"

鈴木 博
2017/03/29 08:32
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 3月15日、カンボジアとアジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)を接続する光海底ケーブルの建設を行っているカンボジアのEZECOM社は、これまで進めてきた光海底ケーブルの敷設工事が完了したことを記念する式典をプノンペンで開始しました。式典には、ソー・ケン副首相兼内務大臣、トラム・イブ・テック郵政電気通信大臣他関係者多数が参加しました。
 この事業は、3か国の通信事業者(カンボジア:EZECOM、タイ:シンフォニー・コミュニケーション、マレーシア:テレコム・マレーシア)が共同で3か国を結ぶ光海底ケーブルを敷設し、マレーシアで、光海底ケーブルの国際的幹線の一つであるアジア・アメリカ・ゲートウェイに接続するというものです。この光海底ケーブルは、30兆バイト/秒(Tbps)の容量があり、カンボジアのインターネットの高速化、低料金化に貢献するものと期待されます。
 なお、カンボジアではこの他、NTTコミュニケーションズ等によるアジア・サブマリンケーブル・エキスプレス (ASE)に接続するための光海底ケーブル、カンボジア光ケーブルネットワーク (CFOCN) によるアジア・アフリカ・ヨーロッパ-1(AAE-1) に接続する光海底ケーブルの計画が進められています。

EZECOM社の新聞発表
https://www.ezecom.com.kh/index.php/en/media-center/news-and-events/799-mct-submarine-cable-launch-promises-bright-future-for-cambodia-and-region-s-telco

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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