2月27日にプノンペンのインターコンチネンタルホテルで「カンボジア展望会議2014:カンボジアのこれからの5年 - 統合された地域における競争力と改革:“Cambodia The Next Five Years – Reform and Competitiveness in an Integrated Region”」が開催されました。毎年開催されており、今年で8回目となります。スポンサーは、研究機関のCDRIと、ANZ Royal銀行です。フン・セン首相、ソク・アン副首相、キエット・チョン副首相ほか要人が参加され、会場は500名以上の参加者で埋まりました。
いつも通りにフン・セン首相のスピーチで始まり、経済財政省のヴィソット次官からのマクロ経済についての包括的説明等が行われました。カンボジアの経済は引き続き好調で、各参加者とも今後の中期的経済成長について楽観的な見通しで一致していました。今後5年間程度は7~8%の成長が続くと見られます。今後の成長に重要なキーワードとしては、「スキル(技能力)」が重視されていました。
この他、ハン・チュオン・ナロン教育大臣がキースピーカーを務めるセッション「カンボジアの技能力強化:競争力と創造力あるカンボジアを目指す教育と人材開発」やセッション「ASEAN経済共同体2015と地域統合:この統合がカンボジアに真に意味するものは何か?」等も興味を引きました。
CDRIのサイト(英文)会議資料もダウンロードできます。
http://www.cdri.org.kh/events/147-press-release/408-press-release-2014oc