アジアの"いま"

鈴木 博
2015/06/10 12:41
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 台湾系の縫製会社であるグランドツイン・インターナショナル社(GTI)は、2014年6月16日に、カンボジア証券取引所に2社目として上場しました。公募価格は9640リエルでしたが、2015年6月2日現在は4920リエルとなっており、株価は低迷しています。
 そのGTI社が上場後初めての配当を実施します。1株あたり配当金は、177リエルで、配当利回りは3.6%となります。基準日は6月15日、支払日は6月22日の予定です。配当金は、6月11日の時点で株主名簿に記載されている株主へ配当されるとのことで、6月12日に株式を売却した場合は、配当金受取の対象になりますが、6月12日に株式を購入した場合は、配当金受取の対象にならないとのことですのでご留意ください。
 配当金総額は、KHR7,073,754,000(約174万ドル:約2億1600万円)であり、配当性向は50%となります。
 株価、出来高共に低迷の続くカンボジア証券取引所ですが、新聞報道によれば、今年は、プノンペン経済特区社、シアヌークビル港湾公社、プノンペン港湾公社等の上場も見込まれており、少しずつ状況が改善されていくことが期待されます。

カンボジア証券取引所のサイト(英文です)
http://csx.com.kh/company/announce/viewPost.do?MNCD=5040&postId=253

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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