アジアの"いま"

鈴木 博
2018/09/19 13:04
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 サッカー日本代表で活躍した本田圭佑選手は、オーストラリアで選手を続ける一方、カンボジア代表チームの実質的監督に就任しています。初舞台は、9月10日のカンボジア対マレーシアの親善試合となりました。結果は、1対3では敗れたものの、本田マジックを垣間見ることができました。 
 本田監督も、試合後の記者会見で「勝てなかったが、満足している。初めの30分は良い試合ができた」と振り返っています。テレビで観戦しましたが、本当に最初の30分は、高い位置でのハイプレスが奏功し、また、マレーシアの癖を分析したと思われるバックパス狙いの動きも当っていました。18分にカンボジアのビサル選手が先制点を決めると、雨の中3万7000人が応援していたオリンピックスタジアムは大歓声に包まれました。その後は、スタミナ切れと思われる状況となり、後半に3点奪われて敗戦となりました。 
 チームを指導したのは、約1週間だけでしたが、非常に大きな成果を出したのではないかと見られます。本田監督の「ビッグネーム」のおかげで、カンボジア代表の試合関連のニュースが日本でも多数報道されたことも大きな成果と思います。また、カンボジアの代表選手に自信を与え、今後に向けてのモチベーションも高まったのではないかと思われます。
 今後も、本田監督とカンボジア代表チームを応援していきたいと思います。

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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