アジアの"いま"

鈴木 博
2014/08/13 21:08
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タイワ精機がJICAより受託した「カンボジア王国における農協ミニライスセンターの普及・実証事業」は、2ヶ所の農協(コンポントム州サンコー農協,タケオ州サマキ農協)への設置工事が無事終了し、7月22日にその開所式がサマキ農協で開催されました。式典は、アムノット農水副大臣、JICA関係者、両農協の関係者等100名を超える参加を得て行われました。

 

精米設備は、カンボジア現地の事情を考慮して、籾殻を燃焼させ、その熱風を乾燥に使う籾殻燃焼式乾燥機を採用したとのことです。メインの精米機は、長粒種用研削式精米機(GM-3型)と湿式研米機(WP-150型)を採用し、毎時1トン(玄米換算)の精米能力を有します。この組合せは、タイワ精機が2009年から始めた現地試験で実証済で、高歩留りと砕米の少なさを確保しているとしています。雨季の終了する11月からの本格稼働を見込んでいます。

 

引き続き農協側への充分なオペレーション教育と販売先の確保が必要であり、販売面についてはカンボジアの農水省と商業省との連携で、商業省傘下のグリーントレードからサポートを得る予定です。

 

タイワ精機の新聞発表
http://www.taiwa-seiki.co.jp/topics/2014/08/01/662/

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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