アジアの"いま"

宮内 亮太
2018/08/24 12:20
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Cross Town Project宮内亮太(Twitter)です。

 

オーストラリアのメルボルン・ビクトリーFCへ
移籍を決めた本田圭佑 選手が、東南アジアの
カンボジア代表の実質的な監督にも就任したと
言うこともあり、日本だけでなく、
カンボジアでも大変嬉しいニュースとして、
沸いています。

 

本田選手はサッカー以外のカンボジアの
素晴らしいところを世界に伝えていくことも
使命と言っており、
文化、世界遺産、農業と言った部分も、
アピールしていかれるとのことです。

 

カンボジアに関わるものとして、
何ともワクワクするニュースなワケです。

 

さて、今回は先月のカンボジア出張より、
本田選手のダイナミックな
世界の話題とは真逆の
「カンボジア ど・ローカル経済を考える」
と題して、第一回は、「パンク修理屋」を
ピックアップしたいと思います。

 

 

カンボジア、特に首都プノンペンでは、
日本のように電車や地下鉄等、
公共インフラが整っていません。

 

もちろん、途上国のリープフロッグ現象/leapfrog(蛙の跳躍)もあり、
日本よりもテック部分では、
進んでいる部分もあります。

 

例えば、配車アプリ。
米Uber(ウーバー)の東南アジア事業を
買収したことにて、既に有名な
シンガポールの会社Grab(グラブ)
プノンペンにも根付いています。

 

更にプノンペンでは、他にも
PassApp iTsumoなど、
同様の配車アプリも浸透してきています。

 

日本だけにいる方には、
知らないサービスかも知れませんが、
基本的に東南アジアのタクシーや
トゥクトゥク、モトバイ等は、
既に、配車アプリ戦争です。

 

現金決済も要らないし、約束通り、
迎えに来てくれるし、
何より、その辺の流しの乗り物よりも正確で安い。

 

一般的に日本で報道されてきた
途上国のイメージとは随分と
かけ離れてきているのも事実です。

 

とは言え、では、自分の乗り物はどうするのか?

 

以前に比べて、圧倒的に車所有者が増えました。

 

 

街は既に渋滞の嵐となってしまっています。

 

 

そして、やはり、強いのがバイク、
オートバイ、原付、モーターバイクです。

 

免許制度もあるのですが、
取得していない人が殆どで、
小学生ぐらいの子も運転していますし、
5人乗り6人乗りと言う家族乗りの
風景も未だに見ることができます。

 

 

そんなワケもあり、
街中の交差点には、
パンク修理を直すスタンドショップが
目につきます。

 

 

民間のテックインフラは
進んでいる部分もあるのですが、
まだまだ道路など公共インフラが弱い。

 

簡単に言うと、道が悪いのです。
※デコボコしてる。

 

カンボジア人は基本的に、
モノを大切にする民族です。

 

それは戦争が関係しているのかも知れません。
もしくは、まだまだ豊かではない部分もあるため、
「もったいない」が根付き、
モノの大切に繋がっているのかも知れません。

 

このパンク修理屋を見ていても、
それを垣間見ることができます。

 

日本では、一般的にパンクしたら、
種類にもよりますが、
車やバイクだったら、タイヤを交換することが
多いと思います。

 

 

でも、カンボジアは、
タイヤを分解して、
チューブを抜いて、シールをはって補強したり、
敗れた箇所だけ、修理したりすることが
多いように感じます。

 

日本人の僕から見ると、
既にタイヤの溝もほぼなく、
ひび割れもすさまじいため、
「怖いなー」と思うのですが。。。

 

まあ、カンボジアは、
道路運送車両法とかはが、
整っていないのが原因かと思います。

 

ただ、安全基準を度外視すると、
我々の普段日本で乗っている乗り物は、
本当に、随分と壊れる前に、
配車にしたり、取り換えたりしているんだなー
と思います。

 

さて、それより一番驚いたのが、
このパンク修理屋の営業方法。

 

僕はカンボジアの街視察をする時は、
カンボジア人の仲間の後ろに(2ケツ)
乗せてもらうことが多いのですが、
先日の出張時、バイクで走っている際、
交差点のパンク修理屋の前を避けて、
仲間が走っていました。

 

「なんで急に方向転換するの?
真っすぐ走りなよ」と僕が言うと、

 

「違うんです。バイク、パンクしたくないんです」
とのこと。

 

「?????」

 

「修理屋、目の前だから大丈夫じゃん!」
と気楽に僕が言うと、

 

 

「修理屋の前だからパンクに注意が必要なんです」
とのこと。

 

なんだかよく分からない話です。

 

聞けば、パンク修理屋は、
自分達のお客様を呼び込むべく、
チラシの配布と言った販促活動ではなく、
釘や撒菱(まきびし)をお店の前に
巻くことが多いようです。

 

これには驚きました。

 

正に、リアルマーケティング。

 

カンボジアにて、パンク修理屋を見かけたら、
近くの道路にはくれぐれもお気をつけ下さい。

 

宮内 亮太
コンサルタント

Cross Town Project Co., Ltd.(カンボジア)代表
Cross Town Cafe(カンボジア)創業者
株式会社ユトルナ(日本、東京) 代表
就職相談塾(日本、東京) 塾長


米国留学帰国後、イベント会社、飲食店、商社と渡り給茶機・コーヒー・ウォーターサーバーの販売・保守・管理を主とする株式会社ユトルナ代表取締役に就任。「カンボジア首都プノンペンに安心・安全な水を」をスローガンにCross Town Project Co., Ltd.を設立。同時期Cross Town Projectのフラッグシップとして、「CROSSTOWN CAFE」を2012年オープン。同計画により、平成23年4月 東京都 中小企業新事業活動促進法 経営革新承認企業(23産労商支第99号)に認定される。サービス業と言う観点から日本とカンボジアの両国のビジネスパーソン育成にも力を注いでいる。

 

株式会社ユトルナ http://www.yutoruna.com/
Cross Town Project http://crosstownproject.yutoruna.com/
Cross Town ブログ http://ameblo.jp/cross-town-project/
就職相談塾 http://www.shu-soudan.com/


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