1月9日、日本とカンボジアは、1953年の外交関係樹立から70周年を迎えました。同日、プノンペンの駐カンボジア日本大使公邸での外交関係樹立70周年記念式典において、岸田文雄内閣総理大臣とフン・セン首相の祝辞、林芳正外務大臣とプラック・ソコン副首相兼外務国際協力大臣の祝辞が交換されました。
また、東京でも、1月10日に日本アセアンセンターで日カンボジア外交関係樹立70周年開始式典が開催されました。この式典には、髙木啓外務大臣政務官、トゥイ・リー駐日カンボジア大使他多数が参加しました。式典では、カンボジアの伝統舞踊や日本の琴の演奏が披露されたとのことです。
また、70周年にあたっての親善大使は、日本側は南野陽子さん、カンボジア側はローラ・マムさんであることが公式に発表されました。南野陽子さんからは、プノンペンの式典にビデオメッセージが届けられました。1989年に日本テレビの「24時間テレビ-愛は地球を救う」でカンボジアを訪問してからのカンボジアとの関わりや想いを語られていました。近い将来、親善大使としてカンボジアを再訪されることが期待されます。
カンボジア日本人会では、「この記念すべき年に、様々な行事を通じて両国間の友好促進に寄与して参ります。」としています。また、70周年を記念するイベントや事業が数多く実施される予定です。
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