3月7日、日本の国土交通省は、第19回ASEAN物流専門家会合をオンラインで開催したと発表しました。会合には、日本側は、国土交通省、民間事業者(日立物流)等が、ASEAN側からは、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの関係者、アセアン事務局等が参加しました。
今回の会議では、コールドチェーン物流の促進について、国土交通省より、ASEAN におけるコールドチェーン物流の促進に関する最近の取組みとして、タイ及びインドネシアとの間で実施した二国間の物流政策対話や両国運輸省との共催で実施したコールドチェーン物流ワークショップ及び両国において実施した実証輸送の結果等について紹介されました。カンボジアからは、日ASEAN コールドチェーン物流ガイドラインをベースとした国家規格化や認証体制の整備等について記載したアクションプランを 2022 年に策定し、同アクションプランに基づく取組みとして、2023 年にワークショップの開催を検討しているとの報告がありました。
この他、物流人材育成、グリーン物流の促進、北東アジア物流情報サービスネットワーク、アジアにおけるパレットの標準化等についても議論されました。
国土交通省の新聞発表
https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000669.html