アジアの"いま"

鈴木 博
2016/06/22 10:42
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 1993年、カンボジアでボランティア活動中に銃撃され死亡した、中田厚仁さんの父親で、「国連ボランティア計画」終身名誉大使の中田武仁さんが先月、神戸市の病院で老衰のため亡くなったとの報に接しました(享年78)。心より哀悼の意を表します。
1993年4月8日、当時25歳だった中田厚仁さんが国連のボランティアとしてカンボジアの総選挙を支援していた最中に、銃撃され、亡くなられました。父の武仁さんは、厚仁さんが凶弾に倒れた直後、「身を捨てても、やるべきことを息子はした」と語り、厚仁さんの遺志を継ごうと、当時、勤めていた商社を辞め、国連機関の1つ、「国連ボランティア計画」の名誉大使となって世界各地を訪れ、ボランティアや平和の大切さを訴えました。
 私も1995年に一度だけお会いしたことがあります。開発援助に携わる者としても、父親としても大変感銘を受けました。ご冥福をお祈り申し上げます。

ブログ「カンボジア経済」2013年4月21日「カンボジア国連ボランティア中田さんの死から20年」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/7a99f3743c0cf99e83c32e6868b91cd8

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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