アジアの"いま"

鈴木 博
2014/02/11 09:12
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観光省によりますと、2013年のカンボジアへの訪問客数が、政府予想の415万人を上回り、420万人となったとのことです。2012年は368万人であったため、14.1%増となります。2011年の訪問客数が約280万人だったので、2年間で50%も増加したこととなります。

 

カンボジアホテル協会によりますと、2013年は、7月の総選挙の影響で、雨季(ローシーズン)の7月~9月はホテルの占有率も15%ほど落ちたとのことですが、乾季(ハイシーズン)に入ると急速に持ち直し、11月、12月は好調だったとしています。

 

観光は、カンボジア経済の4つのエンジンの一つであり、訪問客数の大幅な増加が続くことは、経済全体にも好影響を与えるものと見られます。

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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