観光省によりますと、2013年のカンボジアへの訪問客数が、政府予想の415万人を上回り、420万人となったとのことです。2012年は368万人であったため、14.1%増となります。2011年の訪問客数が約280万人だったので、2年間で50%も増加したこととなります。
カンボジアホテル協会によりますと、2013年は、7月の総選挙の影響で、雨季(ローシーズン)の7月~9月はホテルの占有率も15%ほど落ちたとのことですが、乾季(ハイシーズン)に入ると急速に持ち直し、11月、12月は好調だったとしています。
観光は、カンボジア経済の4つのエンジンの一つであり、訪問客数の大幅な増加が続くことは、経済全体にも好影響を与えるものと見られます。