アジアの"いま"

鈴木 博
2020/03/11 12:25
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 2月26日、カンボジア観光省は、2019年の観光報告書を発表しました。2019年のカンボジアへの訪問客数は、対前年比6.6%増の661万592人となりました。観光収入は、対前年比12.4%増の49億1000万ドル(約5350億円)に達し、GDPの12.1%を占めています。国別の訪問客数を見ると、1位は中国で236万1000人(対前年比16.7%増)、以下、2位ベトナム90万8803人(同13.6%増)、3位タイ46万6493人(同22.0%増)、4位ラオス36万3951人(同14.6%減)、5位韓国25万4874人(同15.5%減)、6位米国24万8863人(0.8%減)、7位日本20万7636人(同1.3%減)、8位マレーシア20万3008人(同0.9%増)、9位フランス16万4117人、10位英国16万3177人となっています。

 カンボジア人の旅行客数も増加傾向にあり、国内旅行が対前年比2.3%増の1130万人、海外旅行が対前年比2.1%増の203万8284人となっています。

 2020年には、海外からの訪問客数700万人を目指すとしていましたが、新型肺炎の影響で、その達成は難しいものと見られます。2月の訪問客数が対前年同月比60%減、特に中国からの訪問客数が90%減となると見込まれ、1年間の訪問客数について観光省は対前年比10~15%の減少となるものと見ています。

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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