新聞報道によりますと、日本の独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、石油の探査を行ってきたカンボジア内陸部のブロック17で「前向きな結果」が得られたとして、引き続き探査を行っていくとのことです、ブロック17は、カンボジア北西部でシェムリアップ州とプレアビヒア州にまたがる鉱区です。この鉱区でJOGMECは、地震探査等により地下の地層等を調査し、2010年から3年間に渡り石油埋蔵の可能性を調査してきました。今回の結果は、カンボジア国家石油機構(CNPA)及びソクアン副首相に報告されました。JOGMECは今後更に6年~8年程度の探査を行って、石油採掘の可能性を確かめていくとのことです。
アジアの"いま"
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鈴木 博
2013/06/12 22:35
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鈴木 博
コンサルタント カンボジア総合研究所 東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。 ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken |