2月6日、三菱東京UFJ銀行はカンボジアに駐在員事務所を開設しました。場所はプノンペンタワーの11階です。
三菱東京UFJ銀行では、「カンボジア王国は、近年安定した経済成長を続けており、タイとベトナムに挟まれた立地にあることから、両国への中継点としても、日系企業の関心が高まっています。近年では大手労働集約型の産業が相次いで進出を決定、投資規模も拡大傾向にあり、昨年は日系企業のカンボジア王国への投資額は過去最高となりました。」と事務所開設の理由を述べています。同行は、「、プノンペン駐在員事務所開設により同国における情報収集を強化し、日系企業の進出サポート等、お客さまのニーズに応えるため、より一層充実した金融サービスを提供してまいります。」としています。
2月8日、三井住友銀行もカンボジアに駐在員事務所を開設しました。場所は、同じくプノンペンタワーの13階です。
三井住友銀行では、「カンボジアは日系企業が数多く進出するタイとベトナムの中間に位置し、両国との経済連携が年々深化する中、近年日系大手製造業の進出が相次いで決定するなど、新たな生産拠点として一段と注目を集めています。」と事務所開設の理由を述べています。同行は、「プノンペン駐在員事務所の設置により情報収集力並びに日系企業進出のサポート体制の強化を図り、より一層の金融サービスの向上に努めてまいります。」としています。
日本のメガバンク2行が相次いでプノンペンに事務所を開設したことは、カンボジア経済にとって大変エポックメーキングなことです。両行の今後の活躍が大いに期待されます。