アジアの"いま"

鈴木 博
2012/05/28 14:49
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6月にメキシコで開催される予定のG20 サミットに、フン・セン首相が出席する予定です。カンボジアは、アフリカのベニンと共に、開発途上の低所得国の代表としてG20サミットに参加します。会議では、インフラの必要性、食糧の安全保障、持続的・包括的成長等について、カンボジアから発言していく予定です。

 

メキシコでの準備会合に出席した国家最高経済諮問委員会(SNEC)のメイ・カリヤン特別顧問は、「開発は、クーラーの効いた会議室で実現されるものではない。」と述べ、カンボジアのような途上国の生の声を聴いて、実務的な結論を得ることが重要であるとして、フン・セン首相の参加に大きな期待を寄せています。

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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