アジアの"いま"

鈴木 博
2012/07/04 09:46
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カンボジアの海上油田鉱区のブロックAは、シェブロン、三井石油開発等の合弁事業で開発の準備が進められています。これまでは、2012年12月12日に商業生産を開始するとのスケジュールでしたが、2016年に遅れる模様です。

 

シェブロンは先週、石油採取に関する環境影響評価報告書をカンボジア政府に提出しました。関係者によりますと、今後、政府からの許可取得、シェブロン側の投資決定等の手続きが必要であり、合計34か月の期間を要するとのことです。このため、商業生産の開始は、2016年となるものと予想されています。

 

石油生産は、カンボジア経済にとって大きなインパクトをもたらすものと期待されています。

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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