10月9日に世界銀行は、東アジア大洋州地域経済報告書(2012年10月版)を発表しました。この報告書は、年2回春と秋に発行されています。
カンボジアの2012年の成長率(見込み)はこれまでの6.6%が維持されました。2013年についても6.7%と見込んでいます。
東アジア・大洋州地域の経済成長は、2011年の8.2%から今年は1%ポイント減の7.2%に減速する見込みですが、2013年には7.6%まで回復すると見ています。先進国の成長は引き続き小幅で、域内の回復は主に途上国の内需拡大によるものとなります。
「世界経済に占める東アジア・大洋州地域の割合は、過去20年間で6%から18%近くと3倍になった。これは、同地域が継続的に成長することが世界の他の地域にとって極めて重要であることを意味する」と、世界銀行のジム・ヨン・キム総裁は述べています。