アジアの"いま"

鈴木 博
2013/02/14 08:46
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タイの大手コンビニエンスストア会社CP All社が、カンボジアでセブンイレブンを出店するためにライセンス取得を進めています。カンボジアにおけるセブンイレブンの開店は2015年ごろになる見通しとのことです。

 

Charoen Phokphan(CP)グループはタイ最大のコングロマリット(複合企業)であり、農業分野や食料品の分野を中核事業とし、タイ国内においてセブンイレブンやケンタッキーフライドチキン、ピザハットなどを運営しています。

 

カンボジア国内では、ようやくコンビニエンスストアが、営業を始めたという段階であり、早い段階でのコンビニ大手のセブンイレブンの進出は、中間層マーケットを掘り起し、小売業の近代化を進める大きな契機になることが期待されます。

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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