カンボジア、タイ、ミャンマー、ラオス、ベトナムのメコン川流域5カ国が地域の経済発展を目指す「経済協力戦略会議(ACMECS)」の第5 回首脳会議が3月13 日に、ラオスの首都ビエンチャンで開かれました。カンボジアからはフンセン首相が参加しました。
国境を越えて地域の「単一生産拠点」化を図り、世界的サプライチェーン(部品の供給・調達網)の一部となることを目指すなどとした「ビエンチャン宣言」と、2013~15 年の行動計画を採択しました。行動計画は、特に5カ国の国境地帯での「単一生産拠点」化の促進を目指すと明記しています。貿易・投資の円滑化、農業、工業・エネルギー、交通、観光、環境など八つの優先分野での協力強化策を掲げました。