アジアの"いま"

鈴木 博
2013/03/20 08:07
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カンボジア、タイ、ミャンマー、ラオス、ベトナムのメコン川流域5カ国が地域の経済発展を目指す「経済協力戦略会議(ACMECS)」の第5 回首脳会議が3月13 日に、ラオスの首都ビエンチャンで開かれました。カンボジアからはフンセン首相が参加しました。

 

国境を越えて地域の「単一生産拠点」化を図り、世界的サプライチェーン(部品の供給・調達網)の一部となることを目指すなどとした「ビエンチャン宣言」と、2013~15 年の行動計画を採択しました。行動計画は、特に5カ国の国境地帯での「単一生産拠点」化の促進を目指すと明記しています。貿易・投資の円滑化、農業、工業・エネルギー、交通、観光、環境など八つの優先分野での協力強化策を掲げました。

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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