アジアの"いま"

鈴木 博
2018/04/11 15:39
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 3月31日、ベトナム・ハノイで、大メコン圏首脳会議(GMSサミット)が開催されました。会議には、カンボジア、タイ、ベトナム、ミャンマー、ラオスの首相他が参加しました。カンボジアからは、フン・セン首相が参加しました。また、GMSには、中国の雲南省と広西チワン族自治区も含まれており、中国からは王毅外相が参加しました。
 会議では、2018~2022年に総額660億ドル(約6兆9000億円)、220件の事業の実施を促進する「ハノイアクションプラン」を採択しました。特に、国境を越えた経済交流を進めるため、道路、鉄道の接続性の向上、農産物の基準の統一、通関の迅速化につながるシステムの導入、電力の相互融通など、域内諸国の連結性を向上させることに重点を置いています。
 フン・セン首相は王毅外相と会談し、「一帯一路、アジアインフラ投資銀行(AIIB)などを積極的に活用し、国境を越えた経済交流を活発化すべきだ」としています。また、フェイスブックには「王毅外相から、中国が自分の再選を望んでいると告げられた」と書き込んでいます。

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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