アジアの"いま"

鈴木 博
2016/07/13 12:22
  • Check

 6月30日、日本貿易振興機構(JETRO)は、「第26回アジア・オセアニア主要都市・地域の投資関連コスト比較(2016年6月)」を発表しました。この調査は、アジア・オセアニア及び日本の48都市の賃金、地価・事務所賃料、公共料金などの投資関連コストを米ドルに換算し、一覧比較が可能な形式に取りまとめたものです。各国日本人商工会議所、現地政府機関、関連企業の協力を得て、ジェトロの海外事務所が情報収集を行った結果とのことです(職種別賃金は、「在アジア・オセアニア日系企業実態調査(2015年度調査)」および同調査「-中国編-」から転載したものです)。
 カンボジアからはプノンペンのみが調査対象となっています。賃金については、ワーカー162ドル/月、店舗スタッフ(アパレル)120~140ドル、店舗スタッフ(飲食)140~170ドル等となっています。コンテナ(40フィート)輸送費(シアヌークビル港経由横浜港まで)が、1200ドルと周辺国と比べて高い点が気になります。
 東京の賃金等も掲載されており、興味深い比較が可能です。横並びでコストを比較する場合には、大変使いやすい資料です。

ブログ「カンボジア経済」2016年1月6日「JETRO日系企業実態調査2015」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/64b0332d665df2503c315b89399a96c6

鈴木 博
コンサルタント

カンボジア総合研究所
CEO/チーフエコノミスト


東京大学経済学部卒。海外経済協力基金、国際協力銀行等で途上国向け円借款業務を約30年。2007年からカンボジア経済財政省上席顧問エコノミスト。2010年カンボジア総合研究所設立。日本企業とカンボジアの開発のWin-Win関係を目指して、経済調査、情報提供を行っている。

ブログ「カンボジア経済」 http://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA