先月のことであるが、米経済誌フォーブスが、恒例のタイ長者番付上位40人(Thailand’s 40 Richest)の発表を行った。
上位10人は次の通り
1.タニン・チアラワノン (CPグループ会長)
2.チラティワット一族 (セントラル百貨店グループ)
3.チャロン・シリワタナパクディー (チャンビール)
4.チャリアオ・ユーウィタヤ (レッドブル・オーナー)
5.クリット・ラタナラックと一族 (チャンネル7)
6.チャムノン・ピロムパクディーと一族 (シンハービール会長)
7.ウィチャイ・マリーノン (テレビ局BECワールド)
8.アローク・ロヒア (化学大手インドラマCEO)
9.プラスート・プラサートーンオソト (バンコク病院、バンコクエアウェイズオーナー)
10.ワニット・チャイヤワンと一族 (大手生保タイライフ会長)
CPグループ会長が3年連続のトップとなった。順位の変動はあるものの、上位の顔ぶれはほとんど変わっていない。
創業者チャリアオ・ユーウィタヤ氏が亡くなったレッドブルのユーウィタヤ一族は昨年の2位から4位に下がり、また、会長のワンチャイ・チラティワット氏が亡くなったチラティワット一族 は昨年同様2位であった。相続税の無いタイであるから、トップが亡くなっても資産額に大きな変動はなく、来年以降も上位10傑に入ってくることだろう。