気になるバンコク都知事選の結果であるが、3月3日投開票が行われ、野党民主党推薦スクンパン氏が現与党タイ貢献党が推すポンサパット氏を破って再選を果たした。直前の予想を覆す結果であったし、投票日の出口調査も当初はポンサパット氏優勢と報じていたことから、情報操作がされたとの噂が飛び交っている。現与党タイ貢献党の今後の対応が懸念される。
タイ貢献党は、今回の都知事選に勝利すれば、これまで支持を得られていなかったバンコクの中間層からの支持を取り戻した証となり、インラック政権の安定化につながると同時に、実兄タクシン氏の早期帰国への道筋を描いていた可能性が高い。しかし、この選挙結果は、バンコクの中間層には未だに反タクシン感情が根強く残っていることの証かと思う。
選挙期間中といえば、日本であれば喧騒の中と言う事になるのであろうが、当地は例によって、街頭演説も無く、宣伝カーも走らず、静かな状態が続いていた。バンコク都知事選の投票率は64%で都民の関心の高さを窺えるが、昨年末の東京都知事選も37年ぶりに60%を超えていると聞き、なんとも嬉しい気持ちになった。
2月中旬の話であるが、タイ政府は2014年度(2013年10月~2014年9月)の予算枠を承認した。歳出は2兆5250億バーツ(対前年5.2%増)、歳入は2兆2750億バーツで、財政上の赤字は前年の3000億から2500億バーツに減少となった。14年のGDPは4~5%増の13兆1180億バーツ、経常収支は26億ドルの黒字、インフレ率は2.7~3.7%と予測された。相変わらず好景気は続くタイであるが、最近今までにも増して日本企業の進出ラッシュで、逆に日本は大丈夫か?と思ってしまう今日この頃である。
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