元旦の新聞には、愛犬を従えた元気なお姿の写真と共に、国王からのメッセージが掲載された。
“昨年の大洪水は、タイの歴史上で最も過酷な被害であった。そして多くの人々が生きる幸せを失った。私は過去に何回も、斯かる災害に対し、人々は細心の注意を払い、対応策を絶えず構築する事を示唆してきた。仏教の教えにある通り、災害に遭った場合は、如何に対処すべきかも学んできた。そして人々は災害に対し、自己の義務を果たし、適切な対応をする事も理解している。今後二度と斯かる災害が発生しない様に、全国民が一致協力して、対応策をまとめ、実施する様に努めて欲しい。また自分の7巡目の誕生日を盛大に祝ってくれた事に感謝している。2012年は人々が皆幸せで、健康で、災害が無い年になるよう願っている”
タイ国民も皆、国王陛下のご健康とご長寿をお祈りしていることであろう。